在職老齢年金シミュレーション10例|月収・年金別で減額額を徹底計算【2026年版】

老後のお金

👤 わが家の場合:再雇用で給料が半分になります

定年まであと1年。再雇用制度を使うと給料がおよそ半分になることを知ったとき、正直うろたえました。月収が大幅に減るなら、年金をもらいながら働けるのかどうか——「在職老齢年金」という制度を、自分ごととして調べ始めたのはそのときです。

製造業の現場で41年。数字を見ながら段取りを組む仕事をしてきたので、制度の仕組みを表やシミュレーションで整理するのは性に合っています。本記事は、同じように再雇用を控えたシニアが、自分の状況に当てはめて考えられるよう、実例ベースでまとめました。

👤 わが家の場合:再雇用で給料が半分になります

定年まであと1年。再雇用制度を使うと給料がおよそ半分になることを知ったとき、正直うろたえました。月収が大幅に減るなら、年金をもらいながら働けるのかどうか——「在職老齢年金」という制度を、自分ごととして調べ始めたのはそのときです。

製造業の現場で41年。数字を見ながら段取りを組む仕事をしてきたので、制度の仕組みを表やシミュレーションで整理するのは性に合っています。本記事は、同じように再雇用を控えたシニアが、自分の状況に当てはめて考えられるよう、実例ベースでまとめました。

👤 わが家の場合:再雇用で給料が半分になります

定年まであと1年。再雇用制度を使うと給料がおよそ半分になることを知ったとき、正直うろたえました。月収が大幅に減るなら、年金をもらいながら働けるのかどうか——「在職老齢年金」という制度を、自分ごととして調べ始めたのはそのときです。

製造業の現場で41年。数字を見ながら段取りを組む仕事をしてきたので、制度の仕組みを表やシミュレーションで整理するのは性に合っています。本記事は、同じように再雇用を控えたシニアが、自分の状況に当てはめて考えられるよう、実例ベースでまとめました。

👤 わが家の場合:定年後も働く前提で計算しています

私は60歳定年後も再雇用で働き続ける予定です。ねんきん定期便で確認したわが家の年金見込み額は夫婦合計で月約24万円。月30万円の生活費との差額6万円をNISAで補うのが基本戦略です。

2026年4月から在職老齢年金の基準が月50万円から65万円に引き上げられたことで、再雇用の給与と年金の組み合わせがしやすくなりました。

ただし、いくら減額されるのかは月収・年金額・賞与の有無で大きく変わります。本記事のシミュレーションを使いながら、ご自身のケースに当てはめてみてください。

「自分の場合、年金はいくらもらえる?」——在職老齢年金の計算式はわかっても、自分のケースに当てはめるのが難しいという声をよく聞きます。

この記事では、よくある10パターンのケースを実際に計算して、手取りへの影響をリアルな数字で解説します。


📌 計算の基本ルール(2026年4月改正後)

在職老齢年金の計算式

減額分 =(基本月額 + 総報酬月額相当額 - 65万円)÷ 2

  • 基本月額:老齢厚生年金の月額
  • 総報酬月額相当額:月給+賞与÷12
  • 合計が65万円以下なら減額なし(全額支給)

👉 早見表で自分の減額額をすぐ確認したい方は月収別・年金別 早見表をご覧ください。


ケース1|月収20万円+年金12万円

項目金額
月給200,000円
年金月額120,000円
合計320,000円(65万円以下)
年金減額0円(全額支給)

ケース2|月収30万円+年金15万円

項目金額
月給300,000円
年金月額150,000円
合計450,000円(65万円以下)
年金減額0円(全額支給)

ケース3|月収40万円+年金15万円

項目金額
月給400,000円
年金月額150,000円
合計550,000円(65万円以下)
年金減額0円(全額支給)

ケース4|月収50万円+年金15万円(壁に接近)

項目金額
月給500,000円
年金月額150,000円
合計650,000円(ちょうど65万円)
年金減額0円(全額支給)

💡 合計がちょうど65万円なら減額なし。2026年改正のメリットが最大限生きるケースです。


ケース5|月収50万円+年金20万円(壁を超える)

項目金額
月給500,000円
年金月額200,000円
合計700,000円(65万円超)
超過分700,000-650,000=50,000円
年金減額▲25,000円/月
実際の年金受取額175,000円

ケース6|月収60万円+年金20万円

項目金額
月給600,000円
年金月額200,000円
合計800,000円(65万円超)
超過分800,000-650,000=150,000円
年金減額▲75,000円/月
実際の年金受取額125,000円

ケース7|月収70万円+年金20万円(年金全額停止に近い)

項目金額
月給700,000円
年金月額200,000円
合計900,000円(65万円超)
超過分900,000-650,000=250,000円
年金減額▲125,000円/月(年金ほぼ全額停止)
実際の年金受取額75,000円

ケース8|月収30万円+年金18万円+賞与あり

項目金額
月給300,000円
賞与(年60万円)÷1250,000円
総報酬月額相当額350,000円
年金月額180,000円
合計530,000円(65万円以下)
年金減額0円(全額支給)

⚠️ 賞与は12分割して計算

賞与がある場合は年間賞与÷12を月給に加算して計算します。賞与が多いと壁を超えることがあるので注意。


ケース9|パート勤務(月収10万円)+年金15万円

項目金額
月給100,000円
年金月額150,000円
合計250,000円(65万円以下)
年金減額0円(全額支給)

💡 パート勤務なら壁を気にせず年金を全額もらいながら働けます。


ケース10|完全リタイア+年金繰下げ(70歳受取)

項目金額
65歳時の年金月額150,000円
繰下げ増額率(5年×8.4%)+42%
70歳からの年金月額213,000円
月額増加分+63,000円/月
損益分岐点(何歳で元が取れる?)約81歳

👉 繰下げ受給の詳しい損益分岐点は繰下げ vs 働く フローチャートをご覧ください。


📊 10ケース まとめ一覧

ケース月給年金合計減額
120万12万32万なし
230万15万45万なし
340万15万55万なし
450万15万65万なし
550万20万70万▲2.5万
660万20万80万▲7.5万
770万20万90万▲12.5万
835万※18万53万なし
910万15万25万なし
100万21.3万※21.3万なし

※ケース8は賞与込みの総報酬月額相当額、ケース10は70歳繰下げ後の金額


✅ まとめ

  • 月収+年金が65万円以下なら減額なし(2026年改正後)
  • 壁を超えた場合は超過分の半分だけ減額
  • 賞与は12分割して計算に含める
  • パート勤務なら壁を超えにくく年金全額受取が現実的
  • 繰下げ受給は長生きするほど有利(損益分岐点:約81歳)

👉 自分の働き方に合った戦略は定年後の働き方4パターン比較もあわせてご覧ください。


📚 年金改正2026 シリーズ記事

【完全ガイド】2026年4月 在職老齢年金65万円改正|全解説を読む →

⚠️ 免責事項

本記事は2026年4月時点の制度に基づく情報提供です。年金制度は法改正により変更される可能性があります。

実際の年金額・支給停止額は個人の加入状況により異なります。正確な情報は日本年金機構または年金事務所にご確認ください。

⚠️ 免責事項

本記事は2026年4月時点の制度に基づく情報提供です。年金制度は法改正により変更される可能性があります。

実際の年金額・支給停止額は個人の加入状況により異なります。正確な情報は日本年金機構または年金事務所にご確認ください。

⚠️ 免責事項

本記事は2026年4月時点の制度に基づく情報提供です。年金制度は法改正により変更される可能性があります。

実際の年金額・支給停止額は個人の加入状況により異なります。正確な情報は日本年金機構または年金事務所にご確認ください。

なおじ

執筆者:なおじ

1967年生まれ、大分県北部在住。製造業41年・工程管理歴30年。59歳で定年・再雇用を目前に控え、年金・NISA・保険の見直しを自分で進めてきた経験をもとにブログを書いています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました