高齢者向け枕の選び方|高さ・硬さ・寝返り・夜中に起きる悩みを確認

高齢者の夫婦が枕を比較している寝室の写真と「高齢者向け 枕の選び方」の文字 健康・習慣

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「朝起きると首や肩が重い」「夜中に何度も目が覚める」「枕が合わず、寝返りがしにくい」。枕は毎日使うものだからこそ、少しの高さや硬さの違いが寝心地に影響します。特に高齢者の枕選びでは、寝心地だけでなく、起き上がりやすさ、寝返り、洗いやすさ、家族が手入れできるかまで確認することが大切です。

この記事では、医療機器や治療法としてではなく、購入前に確認したい一般的な選び方を整理します。首や肩の痛み、強いいびき、息苦しさ、日中の強い眠気がある場合は、枕だけで解決しようとせず医療機関へ相談してください。

高齢者の枕選びで最初に見る4つのポイント

1. 仰向けで首が無理なく保てる高さ

仰向けで寝たとき、あごが上がりすぎたり、逆に胸へ押しつけられたりしない高さを確認します。高すぎる枕は首が前に曲がり、低すぎる枕は首が反りやすくなることがあります。西川公式の枕選びでも、立っているときの自然な姿勢を横になったときにも保てる高さが目安として紹介されています。

2. 横向きで肩幅を支えられる高さ

横向き寝では肩幅の分だけ、仰向けより高さが必要になる場合があります。頭が下がりすぎたり、首が横に折れたりしないかを確認しましょう。左右に寝返りをする方は、中央が少し低く、両側が支えやすい形も選択肢になります。ただし、体格や敷き寝具によって合う高さは変わるため、数字だけで決めないことが重要です。

3. 寝返りを妨げない横幅

枕の横幅が狭いと、寝返りをしたときに頭が枕から落ちやすくなります。頭を置くだけでなく、左右に向きを変える余裕があるか確認します。大きい枕は安心感がある一方、重くて洗いにくいこともあるため、カバーの着脱や収納場所まで考えて選びます。

4. 起き上がりやすく、手入れしやすいこと

枕が柔らかすぎると、頭が沈み込んで起き上がりにくく感じることがあります。ベッドから起きるときに首や肩へ余計な力が入らないか、家族がカバーを交換しやすいか、洗濯や陰干しの方法を確認しましょう。素材によっては洗濯機が使えない場合もあります。

高齢者の夫婦が高さの違う枕を比べている様子
枕は高さや硬さを比べ、首と肩が無理なく支えられるか確認します。

枕の高さを選ぶときの確認方法

店舗や試せるサービスがある場合は、普段使っている敷き寝具に近い条件で確認します。ベッドと布団では沈み込みが違い、同じ枕でも高さの感じ方が変わることがあります。家族が代わりに選ぶ場合は、本人の首の向き、寝返り、起き上がり方を見て、本人の感想と合わせて判断します。

寝姿勢 確認したい状態 注意点
仰向け 首が自然で、あごが上がりすぎない 高すぎる・低すぎる場合は再調整
横向き 頭から首、背中が傾きすぎない 肩幅と敷き寝具の沈み込みを確認
寝返り 枕から頭が落ちにくい 横幅と両側の支えを確認
起床時 首や肩に負担を感じにくい 数日間の状態を記録する

素材・硬さの違いと選び方

柔らかい素材

頭が包まれる感覚を得やすい一方、沈み込みが大きいと高さが変わりやすく、寝返りがしにくい場合があります。手入れ方法やへたりやすさも確認します。

硬めの素材

形が崩れにくく、寝返りをしやすいことがあります。ただし、硬さの感じ方には個人差があり、首や肩に圧迫感がないかを確認する必要があります。

高さを調整できる素材

中材を出し入れできるタイプは、季節や敷き寝具の変更に合わせて調整しやすいメリットがあります。調整作業を本人ができるか、家族が手伝えるか、余った中材を保管できるかも確認しましょう。

枕のラインアップを画像で確認する

高齢者の男性が標準枕と寝返りを考えた枕を比較している画像。西川ストアの枕を確認する

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高齢者の枕選びで起こりやすい失敗

  • 「高い枕が好き」だけで高さを決めてしまう
  • 仰向けだけで試し、横向きや寝返りを確認しない
  • 枕本体の重さや洗濯方法を見落とす
  • 返品・交換条件を確認せず購入する
  • 家族が良いと思う商品を本人に確認せず選ぶ

特に注意したいのは、枕だけで症状が改善すると考えてしまうことです。首や肩の痛みは、枕だけでなく敷き寝具、寝姿勢、日中の活動、病気や薬など複数の要因が関係することがあります。購入後も違和感が続く場合は、無理に使い続けないようにします。

高齢者が横向きで枕を使い家族が寝室の安全を確認する様子
寝姿勢だけでなく、起き上がりや夜間の動線も家族で確認します。

購入前に家族で確認するチェックリスト

本人が店舗に行けない場合でも、次の項目を聞き取っておくと選びやすくなります。普段は仰向けと横向きのどちらが多いか、起きたときに首や肩のどこが気になるか、枕を洗う人は誰か、収納場所はどこか、ベッドから起きるときに手をつくかを確認します。

また、商品ページではサイズ、重量、素材、カバーの洗濯表示、調整方法、保証、返品・交換、配送方法を確認します。現在使っている枕の不満を一つだけ解消したいのか、寝具全体を見直したいのかを分けて考えると、予算や比較対象も整理できます。

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睡眠全体の見直し方は、高齢者の睡眠の質を上げる方法の記事をご覧ください。マットレスや枕を含む寝具の選び方は、西川ストア公式本店の寝具を高齢の親向けに選ぶ記事も参考になります。

買い替え後の確認方法

新しい枕を使い始めたら、初日だけで結論を出さず、首や肩の状態、寝返り、起床時の気分を数日記録します。違和感があるときは、枕の向きや高さ調整ができるかを確認し、無理に我慢しないことが大切です。家族が見る場合は、夜間に枕がずれていないか、起き上がるときに枕へ寄りかかっていないかも確認します。枕が合っているかは、本人の感想と実際の動作の両方から判断しましょう。

季節が変わったときや、ベッド・敷き寝具を変えたときは、同じ枕でも感じ方が変わることがあります。環境を変えた場合は、枕の高さや沈み込みをもう一度確認してください。

購入前に家族と相談しておくと安心です。

無理なく選びましょう。

まとめ

高齢者向けの枕は、価格やブランドだけでなく、仰向け・横向きの高さ、寝返りのしやすさ、起き上がりやすさ、洗いやすさを確認して選びます。本人の体格や敷き寝具によって合う枕は変わるため、可能なら試してから購入し、返品・交換条件も確認しましょう。痛みや強い眠気などが続く場合は、枕選びと並行して医療機関への相談を優先してください。

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