iDeCo併用で最大45万円得する方法|在職老齢年金との組み合わせ戦略

老後のお金

「在職老齢年金の壁を気にしながら働いている」「給与を抑えるくらいなら別の方法で節税したい」——そんな60代にとってiDeCoは最強の節税ツールです。

この記事では、在職老齢年金とiDeCoを組み合わせることで最大いくら得できるかを具体的な数字で解説します。


① iDeCoとは?60代でも使える?

📌 iDeCoの基本

  • 個人型確定拠出年金(自分で積み立てる私的年金)
  • 2022年5月から65歳まで加入可能に拡大
  • 掛金が全額所得控除になる(最大の節税メリット)
  • 運用益が非課税
  • 受取時も控除あり(退職所得控除 or 公的年金等控除)
項目内容
加入できる年齢20歳〜65歳未満
受取開始年齢60歳〜75歳
掛金(会社員の場合)月額2.3万円まで(企業年金なしの場合)
節税効果掛金×所得税率+住民税10%

② iDeCoの節税シミュレーション

月2.3万円(年27.6万円)を掛けた場合の節税額を試算します。

年収所得税率年間節税額(目安)5年間の節税合計
400万円10%約55,200円約27.6万円
500万円20%約82,800円約41.4万円
700万円23%約90,480円約45.2万円

※住民税10%を含む概算です。

💡 ポイント

60歳から65歳までの5年間でMAX45万円以上の節税も可能。掛金を運用しながら節税できるのがiDeCoの最大の強みです。


③ 在職老齢年金×iDeCoの組み合わせ戦略

在職老齢年金の壁(月65万円)を意識しながらiDeCoを活用すると、二重の節税効果が得られます。

状況iDeCo活用のメリット
年金+給与が65万円以下iDeCoで所得を減らし所得税・住民税を節税
年金+給与が65万円超iDeCoで給与所得を圧縮→壁を超えにくくなる
給与を抑えたい場合iDeCo最大拠出で手取りを最適化

👉 在職老齢年金の壁と働き方の詳細は繰下げ vs 働く フローチャートもあわせてご覧ください。


④ iDeCo受取時の注意点

⚠️ 受取時にも課税されます

  • 一時金で受取→ 退職所得控除が使える(大きく節税可能)
  • 年金で受取→ 雑所得として課税(公的年金等控除の枠を使う)
  • 退職金と同じ年にiDeCoを一時金受取すると退職所得控除が重複できない場合あり
受取方法課税区分控除おすすめ度
一時金退職所得退職所得控除⭐⭐⭐(退職金と時期をずらせばベスト)
年金雑所得公的年金等控除⭐⭐(年金収入が少ない人向け)
一時金+年金両方両方の控除⭐⭐⭐(分割で節税最大化)

⑤ NISAとの併用で最強の資産形成

iDeCoとNISAは同時に使えます。役割が違うので組み合わせるのが賢い選択です。

項目iDeCoNISA
節税タイミング積立時(所得控除)受取時(非課税)
引き出し制限60歳まで引き出し不可いつでも引き出し可
向いている人今すぐ節税したい人柔軟に資産運用したい人

👉 老後の生活費の不足額が気になる方は定年後の生活費が年260万円足りない問題もあわせてご覧ください。


✅ まとめ:iDeCo活用の3ステップ

  1. 60〜65歳の間にiDeCoを最大拠出して所得控除を取り切る
  2. 退職金と受取時期をずらすことで退職所得控除を2回使う
  3. NISAと併用して積立時・受取時の両方で節税する

👉 在職老齢年金の壁との関係を詳しく知りたい方は【完全ガイド】2026年4月 在職老齢年金65万円の壁へ。


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なおじ

執筆者:なおじ

1967年生まれ、大分県北部在住。製造業41年・工程管理歴30年。59歳で定年・再雇用を目前に控え、年金・NISA・保険の見直しを自分で進めてきた経験をもとにブログを書いています。

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