59歳で本格的に物置整理を始めたとき、私が最初に買いに走ったのが無印良品の収納ボックスだった。「無印なら間違いない」という漠然とした安心感で選んだのだが、最初のひとつはサイズを測らずに買って失敗した。その経験と、その後「これは正解だった」と感じたものを正直にまとめておく。
きっかけは「物置の見た目が嫌になった」こと
59歳の春、子どもが独立して夫婦ふたりになった。家の中を見回したとき、物置の扉を開けるたびに「うわ」と思う感覚が続いていた。
何かが散乱しているわけではない。でも、段ボールに直接ものを入れてあったり、袋がぐちゃぐちゃに積まれていたりして、開けるたびに「どこに何があるかわからない」状態だった。
ものを減らすことは少しずつ進めていたが、残ったものの「見せ方」が整っていないと、片付いた気がしないと気づいた。それで収納グッズを探し始めた。
なぜ無印を選んだか
正直に言うと、最初は「なんとなく」だった。
ネットで「収納ボックス おすすめ」と検索すると、無印良品の名前が何度も出てきた。シンプルで色が統一できる、サイズ展開が豊富、重ねられる。確かにそれは魅力的だった。
近くに無印良品の店舗もある。実際に手に取れるという安心感もあって、最初は店舗で選ぶことにした。
最初の失敗:サイズを測らずに買った
ここで恥ずかしい失敗をした。
棚のサイズを測らないまま「だいたいこのくらい入るだろう」という感覚で収納ボックスを2つ買って帰ったのだが、棚に入れようとしたら奥行きが2センチほど合わなかった。
収納ボックスが棚から少しはみ出す形になってしまい、扉が閉まりにくくなった。「これなら入れないほうがマシ」という状態で、結局そのボックスは別の場所に転用することになった。
教訓は単純だ。棚の内寸(奥行き・幅・高さ)を必ずメモして、店に持っていくこと。
無印の収納ボックスはサイズ展開が豊富なぶん、測らずに買うと必ずどこかで合わなくなる。私の不注意だったが、同じ失敗をする人は多いと思うので書いておく。
買って正解だったもの3つ
失敗を経て、サイズをきちんと測り直してから買い直した。その結果「これは正解だった」と感じているものを3つ紹介する。
① ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ
書類・説明書・保険証書など「いつか必要になるかもしれない紙もの」を立てて収納するために買った。
これまでは封筒や袋に入れてそのまま積み重ねていたため、何がどこにあるかわからず、必要なときに探し回っていた。ファイルボックスに「保険」「家電の説明書」「税金関係」とラベルを貼って立てて並べたら、探す時間がゼロになった。
色も白で統一感があり、棚に並べると見た目がすっきりした。これは本当に買ってよかった。
② ポリプロピレン収納ボックス・小
細かいもの(工具、電池、延長コード類)をまとめるのに使っている。
以前は「とりあえず段ボールに入れておく」をやっていたため、どこに何があるかわからなかった。小さいボックスに種類ごとに分けて入れるようにしたら、探し物がほとんどなくなった。フタがないタイプを選んだので、上から見てすぐわかるのも使いやすい。
③ ポリプロピレン頑丈収納ボックス(大)
季節ものの毛布や厚手のコート類を入れるために買った。
以前は押入れの奥に布団袋に入れてしまっていたが、取り出すたびに他のものが崩れていた。頑丈ボックスに入れて重ねて置けるようになったので、出し入れが楽になり、見た目もすっきりした。フタが平らなので、使わない時期はその上に別のものを置けるのも便利だ。
実際に使ってみての感想
収納グッズを入れる前と後で、物置の印象は別物になった。
以前は「開けたくない場所」だったのが、今は「使いたい場所」になっている。夫も「どこに何があるかわかるようになったな」と一言だけ言った。それだけで、なんだか報われた気がした。
ものが減ったことも大きいが、残ったものが「見える形で収納されている」というだけで、気持ちのストレスがかなり減った。
収納グッズに頼る前にものを減らすことが先決、とよく言われる。その通りだと思う。でも、ものを減らした後に「収納を整える」という段階も、暮らしの質に大きく影響する。59歳になって、ようやくそのことが身をもってわかった。
今回使った収納グッズはこちら
今回紹介した無印の収納グッズは、楽天ROOMにまとめています。送料や価格を比較しながら選んでみてください。
※無印良品の公式サイト・店舗でも購入できます。ネットと比較しながら選ぶのがおすすめです。
まとめ
- 収納ボックスを買う前に棚の内寸(奥行き・幅・高さ)を必ず測る
- まずものを減らしてから、残ったものの収納を整える順番が大切
- 色・シリーズを統一すると見た目のすっきり感がまったく違う
- サイズ違いで失敗しても、別の場所に転用できないか考えると無駄にならない
59歳から始めた片付けで、収納グッズに失敗しながら学んだことを正直にまとめた。「どれを買えばいいかわからない」と迷っている方の参考になれば嬉しい。
著者:なおじ(59歳) 59歳で本格的に片付けを始めたシニア。子どもが独立したのをきっかけに、夫婦ふたりの暮らしをシンプルに整え直している。このブログでは実体験をもとにした「等身大の暮らし術」を発信中。
※この記事は筆者の個人的な体験に基づいています。収納グッズの使用感には個人差があります。購入の際はご自身の棚のサイズを必ずご確認ください。
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