ねんきん定期便が届いた日
先月、ねんきん定期便が届きました。
封を開けて、65歳からの年金見込み額を確認しました。
年間219万円。
月に換算すると、約18万円です。
正直、もう少しあるかと思っていました。41年間、同じ会社で働いてきた。現場から課長まで積み上げてきた。それでも、月18万円。
悪い数字ではないと思います。でも、現実を突きつけられた気分でした。
今の支出を正直に書き出した
次に、今の毎月の支出を書き出しました。税金・社会保険料もすべて含めた、手取りから出ていく金額です。
合計:月約40万円
内訳はこんな感じです。
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 食費・日用品 | 約55,000円 |
| 水道・光熱費 | 約18,000円 |
| 通信費 | 約8,000円 |
| 車(維持費・保険・ガソリン) | 約20,000円 |
| 医療費 | 約8,000円 |
| 社会保険料(天引き) | 約50,000円 |
| 住民税・所得税(天引き) | 約30,000円 |
| 交際費・雑費・予備費 | 約11,000円 |
| 合計 | 約400,000円 |
住宅ローンはすでに完済。子どもも独立済み。それでも40万円です。
計算したら、年間260万円足りなかった
シンプルに計算しました。
- 年間支出:480万円(40万円 × 12ヶ月)
- 年金収入:219万円
- 差額:−261万円
毎年260万円以上、足りない。
この数字を紙に書いたとき、しばらく固まりました。
「なんとかなる」と思っていた老後が、数字になった瞬間でした。
でも、冷静に考えると「支出は変わる」
一度落ち着いて考え直しました。
現役中の支出40万円には、税金と社会保険料が約8万円含まれています。定年後はこの構造が変わります。
給与がなくなれば所得税は大幅に減ります。ただし、健康保険は国民健康保険か任意継続に切り替わり、自己負担が増える可能性もあります。
また、60歳から65歳の5年間は年金が出ません。再雇用制度を使えば65歳まで働けますが、給与は現役時代の約60%になる見込みです。この期間に貯蓄をどれだけ守れるかが鍵です。
260万円の不足に、どう向き合うか
「どうするか」を具体的に考えました。私なりの答えは、今のところ3つです。
① 65歳まで再雇用で働く
これが一番現実的です。収入が減っても、完全無収入より大幅にマシ。年金が出るまでの5年間を乗り越えることが最優先です。
② 支出を月5万円削る
40万円を35万円にできれば、年間60万円分の不足が解消されます。片付けを続けながら「本当に必要なもの」を見直す生活は、実はこの準備でもあります。
③ 小さな収入の柱を作る
ブログを始めたのも、この一環です。月に数万円でも副収入があれば、年間で数十万円のインパクトになります。定年後も続けられる、身体に負担のかからない仕事を今から作っておきたい。
数字を見て、むしろ気持ちが落ち着いた
ねんきん定期便を開けたとき、最初は焦りました。
でも、計算したことで**「何が問題で、何をすればいいか」**がはっきりしました。
「なんとなく不安」より「260万円足りない、だから○○する」のほうが、ずっと前に進めます。
定年まで残り1年。まだ間に合う準備があります。同じように数字を避けてきた方がいれば、まずねんきん定期便を開けてみてください。現実を知ることが、最初の一歩だと思います。
※この記事は私個人の試算・体験をもとにしたものです。年金額・税額は個人の状況により異なります。正確な金額はねんきん定期便や年金事務所でご確認ください。
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