正直に言う。もう自分では無理だと思った
定年が近づいてきた頃から、庭の手入れがじわじわとしんどくなっていた。
家を建てたのは30年以上前。当時は若かったし、「庭のある家に住みたい」という夢があって、植木をいくつも植えた。金木犀、ツバキ、南天、それに少し大きめのモッコク。
最初の10年は楽しかった。週末に剪定して、きれいに整えて、ご近所さんに「よく手入れされてますね」と言われるのが誇らしかった。
でも50代後半になると、話が変わってくる。
脚立に上がると膝がガクガクする。腕を上げて枝を切り続けると肩が痛い。作業の翌日は体中が痛くて動けない。それでも「まだ自分でできる」と意地になって続けていたが、去年の夏についに限界が来た。
モッコクの枝が隣家の敷地に大きく張り出してしまったのだ。
庭木を放置するとどうなるのか、調べてみた

そもそも、なぜそんなに急いで対処しなければならないのか。
「少しくらい枝が伸びてもいいか」と思っていたが、調べると放置のリスクは
思っていたより大きかった。
まず、隣家への枝の越境は法律的に問題になりうる。民法改正により、
越境した枝は切るよう請求できるようになったそうだ。つまり、こちらが
放置していると、隣家から正式に要求される可能性がある。
さらに、剪定をさぼり続けると木が病気になったり、害虫が巣を作ったりする
リスクがある。実際、ご近所の方から「毛虫が増えた」と言われたことがあり、
それも気になっていた原因のひとつだった。
「ほっておけばいいや」ではなく、「早めに手を打つ方が結果的に安上がり」
という結論に至った。
シルバー人材センターに電話したら…
まず思いついたのがシルバー人材センターだった。安くやってもらえると聞いたことがあったし、地域の高齢者が働く場にもなるなら一石二鳥だと思っていた。
ところが電話してみると、「現在受付が混み合っており、2〜3ヶ月待ちになります」とのこと。
しかもよく聞くと、「高所作業や大木の伐採は対応が難しい場合があります」と言われた。うちのモッコクはもう相当な高さになっていて、脚立では届かないくらいだ。正直、シルバー人材センターでは難しいかもしれないと感じた。
困ったな、と思いながらネットで調べていたところ、伐採の専門業者を見つけた。
「伐採グループ」に相談してみた
見つけたのが**伐採グループ**という業者だ。全国対応で、剪定・草刈り・伐採・伐根まで幅広く請け負っているという。
正直、最初は「業者に頼むと高いんじゃないか」と思って二の足を踏んでいた。でも電話してみると、「まず無料でお見積りに伺います」とのことで、費用がかかるのは依頼を決めてからだと教えてもらえた。
お見積りの当日、担当の方が来てくれて、庭を一通り見てもらった。
実際に依頼してみてわかったこと
見積もりの結果は、モッコクの剪定(高さ約4m)と金木犀の剪定で、合わせて2万5千円ほどだった。
「高い」と感じるか「安い」と感じるかは人それぞれだと思うが、私は「これなら頼む価値がある」と感じた。
理由は3つある。
① 自分でやる場合のリスクを考えると割安 脚立から落ちてケガをしたら、医療費や入院費の方がよっぽど高くつく。59歳の体は30代の頃とは違う。無理をするリスクを考えれば、2万5千円は保険のようなものだ。
② 仕上がりがプロの技 自分で剪定すると、どうしても「切れるところを切る」という感じになってしまう。でも業者の方は、木の形を見ながら必要な枝を見極めて切ってくれた。終わった後の庭の見た目が全然違った。
③ 切った枝の処分までしてくれた 剪定した枝の量は、軽トラック一杯分くらいになった。これを自分でゴミ袋に入れて、市の粗大ゴミに出すことを考えると…それだけで丸1日かかっていたと思う。業者さんがすべて持ち帰ってくれたのは本当に助かった。
作業当日の様子

当日は朝9時ごろに担当の方が2名で来てくれた。
軽トラックに道具一式を積んできて、挨拶もきちんとしていて感じが良かった。
作業は手際よく進んだ。私は家の中でお茶を用意しながら窓から見ていたのだが、
慣れた手つきで脚立に上がり、高い位置の枝も次々と切り落としていく。
自分でやったらあれだけで1日がかりだった作業が、2時間ほどで終わった。
途中、「この枝は少し残した方が来年の形がきれいになりますよ」と
声をかけてくれたのも印象的だった。ただ依頼通りにやるだけでなく、
木の将来のことも考えてくれている感じがした。
休憩のタイミングでお茶をお出ししたら、庭のことをいろいろ教えてくれた。
「モッコクはほっておくと樹形が崩れやすいので、年1回は剪定した方がいい」
「金木犀は花が終わった直後に剪定するのがベスト」など、知らなかったことが
たくさんあった。プロに頼むと、こういう知識も一緒にもらえるのがいい。
頼んでよかった。率直な感想
作業は午前中だけで終わった。私がお茶を出して少し話した程度で、あとはプロにお任せ。午後には庭がすっきりと片付いていた。
隣のご主人が「きれいになりましたね」と声をかけてくれたとき、少し誇らしい気持ちになった。以前は自分で手入れしていたことを誇りにしていたが、今は「プロに頼む判断ができた自分」を誇りにしている。
年齢とともに、「自分でやること」の意味も変わってくるんだと思う。
無理をしてケガをするより、お金を払って安全に・きれいに仕上げてもらう方が、結果的には賢い選択だ。特に高所作業や重労働が伴う庭仕事は、早めに業者さんに相談することをおすすめしたい。
こんな方にはぜひ相談してみてほしい
- 庭木が大きくなりすぎて自分では手に負えなくなった
- 脚立作業が怖くなってきた
- シルバー人材センターに断られた・待てない
- 枝が隣家に張り出してトラブルになりそう
- 草が生い茂って近所に申し訳ない
無料で見積もりだけしてもらうことから始められるので、まずは電話一本かけてみるのがいいと思う。私もそこから始めた。
まとめ|「プロに頼む」は正しい判断だった
今回の経験を振り返ると、もっと早く業者に頼めばよかったと思っている。
「業者に頼むのはお金がかかる」「自分でやれるはず」という意地が、
かえって隣家への迷惑や自分の体へのリスクを高めていた。
59歳という年齢は、何でも自分でやるには少し無理が出てくる時期だ。
でも、プロを上手に使うことを覚えると、暮らしがずいぶん楽になる。
庭の手入れもそのひとつだと実感した。
困ったらまずは無料見積もりから。それだけで気持ちがずいぶん楽になるはずだ。
※この記事はアフィリエイトリンクを含みます。実際に依頼した体験をもとに書いています。
関連記事
定年前にやっておけばよかった家の整理3つ|59歳が2年かけて気づいたこと


コメント